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9月7日、快晴

今年の夏は休みの日に天気が悪くなる日が多くて、ずっと山陰にもぐりに行くことができずにいた。

先週は天気が良かったのにも関わらず、だらだらと家でネット麻雀なんかして過ごし後悔した。

夏は待ってくれないとわかっているのに、なにもせず後悔。

アワビやサザエが待ってくれているのに、なにもせず後悔。

このまま夏が終わったんじゃまずいと、3.4日まえから天気予報をチェックして今日が絶好のもぐり日和と知り、ひとりで温泉津へ出かけた。

最高気温27度っていうのはちょっと気になったけど。

エアコンをかけることもなく海へ到着。

雲ひとつなく、時折白い波が立つもののなんとかもぐれそうだ。

ただ、涼しいなぁ。 ちょっと涼しいなぁ。

片手にクーラーボックス、片手に足ひれ。

てくてく歩いて拠点にたどり着いたものの、暑くてたまらず海に飛び込むって感じじゃないいんだな。

案の定、水はやや冷たい。

いったん入ればなんとかなるが、やはり短期決戦になりそうだ。

贅肉が少ないのでタイマーが短いのだ。

ポケットに獲物を入れる網を忍ばせ、右手にアワビ起こしを握りしめ、かつて実績のある大きな岩に挟まれたポイントを目指した。

こういった場所では沖側でガチャ波が立ち、体をゆらゆら揺すられるので面倒なのだが、そのぶん人が来ないので実績ポイントとなりうるのだろう。

泳ぎ始めてまずクラゲチェック。 大丈夫。 秋になると出始める4本足のアイツは見当たらない。

軽くもぐりながら体を耳を馴らしつつポイントへ向かった。

そして、そこで見たものは…

あきれるほどに巨大な 越前クラゲ だった。

岩と岩の間、約7~8mのど真ん中で斜めになって悠然と泳いでいた。

直径は優に1mを超え、引っ下げた巨大な触手はひとつのコミュニティーを連想させる。

毎年日本海にもぐりに来ているが、こんなものは見たことがない。

ドン引きである。

紫と茶色の中間色のその物体を目撃し、すべての動機付けを失い、さっさと海からあがって水族館アクアスにイルカに会いに行こうかと思ったほどだ。

水面付近を漂うヤツの下をくぐり抜け、荒波と戦いながらもぐり作業を続けるなんてことは想像もできないのでスゴスゴと引き返した。

引き返す途中で今度は50cmクラスのヤツを見かけた。

海がきれいで見通しが良いからいいものの、常に360度を監視してないと安心できず、疑心暗鬼で、ひとりぼっちで、寒い。

夏は終わったんだろうか。

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